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驚愕

・・・・・・・まず最初にカオスが生じた



※これは僕(かめぞう)自身の話ではない。
あくまで小説っぽいやつである。


この***高校に来て2週間が経った。
前の学校は長野県だったのでここ静岡まで来るにはとても苦労した。
ここはまるで別世界である。何より驚いたのは雪が全く降らないということだ。
改めて教室の中にいる新高校生の一人一人の顔を見渡す。ほんの少しだが仲良くなった子もいる。毎日部活で将棋を指していたので自然と話をするようになった。
「何やってんだ?」
相手はビクッとして眺めていた紙片から目を上げた。
「あ、えっと詰将棋です」
「ふーん。詰将棋ねえ」
彼は手で紙片を隠していたがそれを強引にどけた。
「ほお、これは凄いな。ダブル7種合じゃないか。題名はあるのか?」
「あっ、考えているのは『ついとーち』です」
予鈴が鳴った。私は「うっかりしていた」とだけ言って彼と離れた。

次の授業は数学だった。
私は彼と話していたため授業でやる内容をあまり把握していなかった。高校の授業のスピードは中学の3倍というのでみんなに迷惑させるわけにはいかない。一人が遅れるとみんな遅れる、に当てはまるのだろうか。

授業が始まった。
私はふと窓の外を見た。ああ、なんてきれいな青空・・・・・・・おもわず手が止まる。私を怪訝そうに何人か見ていたが全く気がつかなかった。
グラウンドに目が止まった。爽やかに走っている女子。少しにやけてしまう。

・・・・・・・・・・・・・・おーい

その声にも気づかない。

「・・・・・・・ねえ、ちょっと!!」
ようやく気がついた。クラスの中でも活発的な女子だった。
私は慌てて「どうしたの」と平然を装った。

「あの・・・・・・・」
それはハッキリとした口調だった。

「早く授業をしてください」


ー了


深井さんの作品の題名をパクらせて頂いたことを示しておきます。
久しぶりの人物誤認トリックです。


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No title

詰将棋の題名に関してですが、「七対子」のことでしたら作者は深氏です。
もし間違いなら申し訳ないのですが。

No title

あちゃーなんかおかしい気はしていたんだよなあ。

申し訳ない。
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プロフィール

かめぞうさん★

Author:かめぞうさん★
詰将棋作家のかめぞうです。

趣味は将棋と読書
好きな詰将棋作家は堀切良太さん。
創作は中学一年生の頃から始めました。作風は不明

好きな小説家は綾辻行人さんと貴志祐介さん。
中二の頃から熱中し、現在の購入本数は約百冊。叙述トリックが大好きで、今は古典を集めている。

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