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今年、最後の短編

「騙すか、騙されるか。そこがミステリー」
―綾辻行人



本日大晦日にこんなことを書こうと思ったのは言うまでもない。暇だからである。中学三年生が「暇」というと怒られてしまうのだがせめて大晦日と正月は休みたい気持ちである。
さて、これから書くことは昨日実際に起こった奇妙なことである。しかしそれを普通に書いていては日記として扱われるだろう。なので仕掛けを施し、伏線も張って小説化してみた。よって文章中の所々で違和感を感じるかもしれない。何がおかしいのか、是非この謎を解き明かして頂きたい。一つアドバイスをしておく。
「先入観には気をつけること、そこが小説家達の狙い目でもあるのだから」


「消失」
今日も塾の冬季講習は九時から始まり少しの休憩時間(とは言っても塾長からの説教だったが)を挟んで三時に終わった。塾に置いてあるハンガーにかけてあったコートを手に取り塾を出た。そのときに私の友達から「明日遊ばない?」と言われたが私は「ごめん、今ちょっと・・・・・・」とお腹を押さえるポーズをした。私の家から塾までは少し遠く三〇kmほどあり普段は車での送迎が基本だが今日に限っては両親に抜けられない都合が入っていたため結局バスで帰ることになった。バスの来る時間まで鞄に入れてあった詰棋本を読んだ。しばらくして前のほうで大きなブレーキ音が鳴ったので本から顔を上げると車体に「コミュニティーバス」と消えかかった文字が書いてあり私はそれを確認してバスに乗った。中には運転手以外誰もいなかった。私が座席に座ると入り口から何人か乗ってきた。なんとなく人数を数えたら三人だった。私の後ろの座席に高校生らしき人が二人、そして私の前には長身のすらっとした、染めた髪が肩まである人が乗った。そうしてドアは閉まり計四人がバスに乗った。バスに乗ってからしばらくは我慢の時間だった。それは後ろの二人が「ちょ、クリスマスどうだった?」「私、彼氏と~」「私もだし~」など、ときおり聞こえてくる会話と笑い声にかなり苛ついていた。その二人が途中のバス停で降りたき私は小さく息を吐き下唇を噛んだ。それからバスには乗る人も降りる人もいなく、遂に私の降りるところへついたので私は重い腰を上げて前に行き、運転手のおじさんにお金を払いバスを降りた。
と、ここで私はあることを思い出したのである。(私の前の席に女性がいなかったか?)私は記憶力が悪いので後日またそのバスに乗ったとき運転手のおじさんに、前乗ったとき私の前の座席に女性が乗っていたかどうかを訊いてみた。すると返ってきた答えが「あんたの前の座席に女性?いりゃしないよ。俺の記憶力をなめちゃだめだよ」
私は背筋が凍るのを感じた。

○作者からの情報提供
頭がこんがらがっている人に作者から情報をあげたいと思う。”バスの中には女性がいたのである”果たして何が起こっているのか。自分なりの結論を出して頂きたい。

―了
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あけおめ

あけおめ!ことよろ!

勉強の毎日はきついぜ!!

バスで何かが・・・

あけおめ。今思ったけどちょっと、この小説分かりにくいな。
(パソコン壊れたから、スマホから投稿)
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プロフィール

かめぞうさん★

Author:かめぞうさん★
詰将棋作家のかめぞうです。

趣味は将棋と読書
好きな詰将棋作家は堀切良太さん。
創作は中学一年生の頃から始めました。作風は不明

好きな小説家は綾辻行人さんと貴志祐介さん。
中二の頃から熱中し、現在の購入本数は約百冊。叙述トリックが大好きで、今は古典を集めている。

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